マイクロソフトは、2017年6月14日配信のWindows Updateを通じて、セキュリティアップデートを実施しています。
対象となるセキュリティにかかわる脆弱性について、「CVE-2017-8543」、「CVE-2017-8464」については
「悪用の事実を確認済みとされ、「緊急」のセキュリティアップデートに指定しています。
「現時点で破壊的なサイバー攻撃のリスクが大きい」、「更新プログラムを適用すれば、WannaCryptのようなサイバー攻撃に対する守りを強化できる」
としています。
本アップデートについては、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は 「Microsoft 製品の脆弱性対策について(2017年6月)」 として、修正プログラムを適用とWindows Updateの方法について開示しています。
Windows Updateの設定(Windows8.1の場合)
■Windows10の場合
自動更新されます。
■Windows8.1の場合
スタートボタンを右クリックして、コントロールパネルを開き、システムとセキュリティから
Windows Updateへすすみ、更新プログラムを確認します。
■Windows7の場合
スタートボタンから、コントロールパネルを開き、システムとセキュリティから
Windows Updateへすすみ、更新プログラムを確認します。
参考: Windows Update の利用手順
(マイクロソフト「セーフティとセキュリティセンター」)
Windows XPやVistaなどmicrosoftのサポート終了となった旧製品は、Windows Updateにより最新の状態にはできませんので、個別にセキュリティアップデートを
ダウンロードしてインストールが必要です。
マイクロソフトのサイトから、脆弱性適用パッチをダウンロードし、インストール、再起動により適用します。
ダウンロード先は、
マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 4025685: 古いプラットフォームのためのガイダンス: 2017 年 6 月 13日
で確認します。
「MS17-010」に関する セキュリティ更新プログラム (KB4012598)
「MS17-013」に関する セキュリティ更新プログラム (KB4012583)
参考: ランサムウェア WannaCrypt 攻撃に関するお客様ガイダンス (マイクロソフト)
参考:
「Microsoft、Windows XPにも更新プログラム公開 WannaCry再発防止に向け」(ITメディア)
Windowsを使っているが、アップデートや脆弱性対応パッチの適用と言われてもよくわからないという方もたくさんいらっしゃる
と思います。
Windowsアップデートについては、コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」から「WindowsUpdate」の項目内に
更新プログラムの確認、自動更新の設定が可能です。
設定方法が分からない場合には、お近くのPCデポでご相談承ります。
※ 相談・診断が無料です。その他に発生する設定・修理は別途費用がかかります。 ランサムウェア対策は、データのバックアップ、OSのアップデート、セキュリティ対策ソフトの利用です。 よく分からない、不安がある方という場合は、店頭にてご相談承ります。