拝啓 皆様ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
　当社の持続的成⻑ならびに永続性を担保する基本的な考え⽅についてお知らせいたします。

　当社は、今年30周年を迎え、そして31期として、会員皆様と⼀体となって地域に貢献する理念共創型会員制倶楽部 “スマートライフメンバーズクラブ” の運営を開始。成⻑に向け、新たな１年をスタートいたします。
　皆様には、30年の間、⾟抱強く、そして寛容的にお付き合いいただきましたこと、⼼より御礼申し上げます。本当にありがとうございます。未だ恩返しはできておりませんが、皆様にとって「もう⼀つの我が家」となれるよう、新たな１年、そして次の30年の成⻑に向けて、クラブ設備や会員制度など、整備を順次進めて参ります。

　さて、当社は2018年５⽉25⽇に「ステークホルダーの皆様」書簡を発表し、社員⼀同は、基本理念、CSRの基本⽅針に則り、事業の成⻑と永続性を担保することを皆様にお約束いたしました。
　（こちらを参照ください）

　今後、“スマートライフメンバーズクラブ”の地域普及拡⼤で地域社会に貢献していくことが、当社の使命と認識しています。

　スマートライフメンバーズクラブは、以下の取り組みをはじめ、皆様が安⼼できる会員クラブの整備を進めます。今後、随時お知らせをして参ります。

・⼈材
　デジタルライフプランナー資格をはじめとした、クラブに順応する⼈材の確保と教育を進めて参ります。

・施設・設備
　ラウンジや講習会場をはじめ、様々な施設や設備の多くを会員⽤として整備いたします。

・技術⼒・修理施設・設備
　技術サービス、修理施設・設備を、会員向けに再定義・整備・配置をいたします。

・商品やサービス
　楽しく安全で安⼼できる商品や会員サービスを整備して参ります。

・くらしの安全を担保する取り組み
　デジタル化する社会に向け、出版や催事、施設を通し、くらしの安全の浸透を進めて参ります。

　その他、多くの様々なものを会員クラブの資産として、会員制の特性を活かした運営、会ならではの特典へと移⾏を進めて参ります。

　上記をはじめ、本メンバーズクラブを通し、私たちが果たすべき役割を「くらしを明るくする」⾔うなれば「御⽤聞き」のようなもので表現するにあたり、次のように考えました。

近所の御⽤聞きのように「くらしに明かりを灯す」

1879年 エジソンは⽩熱電球を発明（実⽤化）しました。
今、世界中のご家庭に明かりが灯っています。

しかし、⼀軒⼀軒のご家庭に明かりを灯したのは、エジソンではありません。
⽩熱電球をご家庭に取り付け、その明かりを灯したのは地域の電気屋さん、⼯務店さん、⾦物屋さんであり近所の御⽤聞きの⽅であったのではないでしょうか？

1642年 パスカルは、コンピューター発展の基となる⻭⾞式計算器を発明しました。
1970年代 スティーブ・ジョブズがApple Computerを、ビル・ゲイツがMicrosoftを創業。
NECはPC8001を登場させ、パーソナルコンピューター時代の幕が上がりました。

そしてスマートフォンの爆発的普及を経て、“AI（ChatGPT）”が登場。
AIやコンピューター、インターネットは⼿のひらに収まり、仕事に、学習に、普及が進んでいます。

しかし、かつての電球のように、ご家庭の「くらし」に普及したと⾔えるのでしょうか？

街のあちこち、どれもこれもデジタル化。
私たちが暮らす社会は、デジタル化へ移⾏しようとしています。
ですが、家族皆様の明⽇のお買い物や、来年のご旅⾏、コンサートのチケットは、安⼼安全に買えているでしょうか？

近い将来、くらし・学習・仕事は、家族で楽しく、そして安全で安⼼な、充実した時間になっているでしょうか？

私たちは、そんな皆様のお茶の間に
“デジタルの明かり”を灯すことができているでしょうか？

それは、地域の会員皆様に⽀えられ、地域に根ざすことができた当社の社会的存在意義であり私たちが果たすべきことと認識しています。
その上で、当スマートライフメンバーズクラブの軸を、以下に定めさせていただきました。

今後も、量から質へ、物の豊かさから⼼の豊かさへ、現在価値から将来の価値へ、シフトして参ります。引き続き、会員家族はじめ、ステークホルダーの皆様と相互発信、コミュニケーションを深め、会員クラブと当社の成⻑と拡⼤をもって持続性を担保することで、皆様の期待に応えていく決意です。
皆様には、引き続きお付き合いいただきますよう、切にお願い申し上げます。