Environment 環境

環境への対応

PCデポは、現在、小売流通ビジネスから会員ビジネスにビジネスモデルを変換しています。これに伴い、従来の店舗での事業を中心とし、電力を中心としたエネルギー消費を行っていた業態から、よりエネルギー消費が少ないビジネスモデルへと変化しようとしています。また、会員様のご家族内でのスマートフォンやPC再利用(お下がり、お上がり)によって、大量生産・大量消費によらない、循環型の社会実現に向けた貢献をしています。
2021 年度の当社のCO₂排出量は、7,310.8t-CO₂となり、2020年度の8,327.4t-CO₂に比べ87.8%に削減しました。売上高原単位ベースでは、売上が86.2%と減少しているなかで、それを上回る削減を実現しています。

リスクと機会

  • 近年の自然災害の規模拡大化・頻発化(100年に一度の洪水の頻発など)を考慮すると、大型での自然災害によって店舗操業は大きな影響を受ける可能性が高まっています。
    自治体のハザードマップを確認し、水害などの被害が起こると事業に大きな影響を及ぼす店舗を特定して、対策しています。
  • 小売流通ビジネスから会員ビジネスに変換することで、顧客会員に対し、すでに利用しているデジタル機器を世代を跨いで利用し、リサイクルを可能にしたり、より低環境負荷製品を提供することで、利用時のCO₂排出量を抑えつつ、顧客の信頼とサービスの提供につなげていくことを可能とします。
  • 横濱Key Stationという本社機能を備えた会員向け施設(ベース)の利用が始まり、利便性がよく、関係者の集まりやすいこの場から様々な情報発信、イベント開催、そして会員間やパートナー企業とのコラボレーションの可能性が広がります。この先行投資は終了しており、これを活かすソフト的な投資、及び活かす人材育成に対する投資を行っていきます。