スマートフォンのトラブル

2016年夏に、新聞などでも報道されたAppleを騙ったフィッシングメールが大量に配信されました。フィッシング対策協議会サイト内の「フィッシングに関するニュース」には、毎月何件ものフィッシング詐欺メールが報告されています。

フィッシングに関するニュース

フィッシング詐欺は手法が工夫され、日本語化が洗練されたこともあり、URLや画面を見るだけでは「怪しい」と気づくことが難しくなってきています。

身に覚えのない”AppleIDの「パスワード変更」のメール”や”「アカウント情報変更のご案内」のメール”が届いた際は、正規のサイトを検索したり、ブックマークから開いてログインをしましょう。メール内のURLをクリックし、偽ログイン画面にIDとパスワードを入力してしまうと、乗っ取りの被害を受ける可能性もあります。

対処法

• 1「2段階認証」を設定する

  2段階認証はID・パスワードのほかに認証コードを発行してログインする方法です。パスワード単体ではアカウントへのアクセスができなくなるため、万が一フィッシング詐欺サイトにログインしても、悪意ある第三者にログインされる可能性が低くなります。

  参考：

  「Apple ID の 2 ファクタ認証」（apple）

  「2 段階認証プロセスを有効にする」（googleアカウント　ヘルプ）

  「2段階認証を有効にする」（Amazon）

• 2フィッシング詐欺対策アプリを導入する

  セキュリティ対策アプリの中には偽ログイン画面へのリンクをクリックしても画面が表示されないようにブロックする機能が搭載されているものがあります。

  参考：「なりすましフィッシング詐欺が Yahoo! に出現し、2 段階認証がさらに重要に」（トレンドマイクロ）